横に寝ちゃうと首・肩「やばい」。でも寝ちゃうことありますよね。なら・・・
2022/01/29
横寝をすると、首・肩が「やばい」。でもしてしまう・・・ならば・・・
サブタイトル
高松市のカイロプラクティック施術院、か・から~ず施術院です。
最近の患者さんの傾向として、寒さのためか筋肉が冷えて固まって首、肩、背中が痛んだり、めぐりが悪くなって膝裏のリンパ節が詰まったりする人が多いです。
さらにそのような人は後ろから見ると首が傾いていて、肩は左右で高さがちがっているうえに前側に巻き込んでいることがよく見られます。
何か身に覚えがないか尋ねてみると「あ~、最近横向いて寝よるわ~」とか「ここ2、3日横向きで寝たねぇ。」というこたえが返ってきました。
こんな風に横向きで寝られている方(習慣的でも、一時的でも)けっこういらっしゃるのではないでしょうか?
この寝方、気持ちよく感じたり「これでないと寝られんのや~」とおっしゃったりするかもしれませんが、よりしくないことがあります。
それは、まず首が傾くこと。横にも傾きますし、生理的弯曲も損なわれて他の不調の原因になりかねません。
それから「巻き肩」になること。肩が前方に倒れた状態を長時間続けることで筋肉が固まり、肩こり、背中の張り、首痛を引き起こします。
また、大抵の方は腰も丸めて寝られるので、腰痛も抱えている場合も多いです。
では「横寝」は絶対悪なのかというとそうではなく、「寝返りをしない(できない)」のがよくないのです。
身体を横に向けるのは、「不調があるからそれを治したい」と身体がそう求めているからです。
そして1か所治ったら、次の場所次の場所と一晩で十数回ほど寝返りをしながら眠り身体を修復していくのです。
ですので、「横向きに寝たらあかんですよ~」とは言いません。ただ、寝返りが出来るお布団、ベッドで休んでくださいね、とお願いします。
身体を修復するための睡眠が、逆に身体を痛めることになるのは残念なことです。
ぜひご自身の睡眠環境を見直してみてください。