今日は骨でも姿勢でも、肩こりでも腰痛でもなく猫の話
2022/07/18
今日は骨でも姿勢でも、肩こりでも腰痛でもなく猫の話
高松市のカイロプラクティック施術院、か・から~ず施術院です。
今日は骨でも姿勢でも、肩こりでも腰痛でもなく猫の話。
猫背でもありません。
みなさんは「TNR活動」というものをご存知ですか?
「野良猫をつかまえて、避妊手術をして、返す。」ということをするのですが、目的は大きく分けて2つ。
1つは野良猫が増えることを抑えて、地域の衛生面の改善を図ること。もう1つは殺処分を減らすこと。「その代で終わるなら、殺処分しなくてもよいだろう」ということでしょう。
日本は世界で最も犬や猫の殺処分が多い国でして、そのことで他の国から軽蔑の眼差しを向けられるという節があります。
なぜ急にこんなことを?と思われるかもしれませんね。
それは、今日たまたま、息子の野球に付き合って徳島の池田に行った時、うどん屋さんの店先に野良猫の群れを見つけたのですが、そこにいた雌猫は「不妊手術を受けた証=さくら耳」になっていたのです。
うどん屋の店員さんとおぼしき女性に話を聞きました。
「ようけここに猫を捨てていく人がおるんや」
それで動物病院へつれて行き、手術を受けさせ、えさ場を提供し、そこをきれいに保つという非常に面倒なことをされているというのです。
TNR活動にも賛否両論あるでしょう。
人間の都合で殺したり、手術によって自然とは異なる姿に変えて生きることを許可したりというのは・・・何というか「人間、何様やねん!」と感じる方もいらっしゃるのではないかと想像します。
しかし猫が増えすぎたことで起きる衛生面への悪影響は人間が被害を被るからしょうがないという考えもあるでしょう。
今後さらなる話し合いがなされ、多くの人が様々な考えをだすことでしょう。
それはさておき私が言いたいのは、この女性が今進んで買ってくれている苦労は、この猫たちが殺処分されるおそれがなく生きていく今現在唯一の方法で、私はそれに感動したということです。
こういう方がいる一方で、こういう方の苦労も知らず捨てる人がいるのは嘆かわしいことだと感じています。
人も猫も(猫以外も)安心して暮らせる社会になるよう、1人1人が考え、それぞれができることをしていくことが大切ではないでしょうか。
ちなみに家は、3年前に次男が拾ってきた猫を家族に迎えて(苦悩を覚えつつも)不妊手術も受けさせています。