トリプトファンを朝食に

高松市のカイロプラクティック施術院、か・から～ず施術院です。

肩こり腰痛の話、体操教室での活動、いろいろ書いてますが、今日は久しぶりに栄養の話をしようと思います。

ずいぶん前に紹介したことがあるものですが「トリプトファン」というアミノ酸について。

というのも、最近「よく眠れない」だから「何となく日中だるい」という話を聞いたからです。

トリプトファンは必須アミノ酸の1種で、食品から摂取しなくてはならないものです。

体内に入ったトリプトファンが脳に運ばれると「セロトニン」という脳内物質を作る原料になります。

セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、不快感を鎮めたり精神を安定させたりする他、夜になると「メラトニン」に変わり睡眠を促します。またメラトニンは免疫力を高めたり活性酸素を除去したりする働きもあります。

それから二日酔いを防いだりアンチエイジングの働きをしたりする「ナイアシン」の材料でもあるのです。

「トリプトファンめっちゃ大事やん！」と思っていただけたでしょうか？

トリプトファンは乳製品や大豆製品、牛肉（赤身）、サバ、アジなどに含まれています。

摂取は朝がおすすめです。

トリプトファンがセロトニンを経てメラトニンに変化するまでに14～16時間かかるからです。

長々と書きましたが、朝食にトリプトファンを取り入れて、心身共に健康になっていきましょう！