神経系をしっかり発達させるために、いろいろな動きをさせています。
2021/11/12
神経系をしっかり発達させるために、いろいろな動きをさせています。
高松市のカイロプラクティック施術院、か・から~ず施術院です。
昨日、今日はそれぞれ仏生山、香南で体操教室の日でした。
仏生山では3~7歳の子どもたちで、午前中に1、2歳の子たちの相手をしていたので、成長のすさまじさを感じました。ちなみに香南では7歳~9歳の子たちが多い教室で、ここでもうひとつ成長のすごさを感じます。
成長のすごさ、神秘さといってもいいかもしれませんが、このような様々な子たちに運動をさせる上で大切にしているのは発達段階に応じた計画です。
「スキャモンの成長曲線」というものがありますが、それによると神経系は生まれてから4、5歳までで成人の80%、12、3歳までにほぼ100%成長します。
神経系というのはリズム感や運動に対する器用さに関わるところです。(大人になってから一輪車を始めてもなかなか上手く乗れないのは、幼少期に経験、獲得していないからです。)
ですから、身体のいろいろなところを使っていろいろな動きをさせる、笛や手拍子でリズムを取るといった工夫をしています。
また1~9歳の間で趣向や行動様式にも発達段階による大きな違いがありますので、ゲーム性や他者との関わりなども変えています。
ただ、どの発達段階の子に対しても変えずに大事にしているのは、笑顔で、できたことがんばったことを目一杯誉めることです。
小さなお子さんをお持ちの方は一度、私のところでなくてもこういった子ども向けの体操教室を覗いてみてください。
何か子育てのヒントになるものがあると思います。
最後に、この子たちが運動を好きになって、習慣になって、けがをしたり肩こりや腰痛に苦しんだりすることのないよう、健やかに育ちますように。