他人事ではない認知症について
2023/02/23
他人事ではない認知症について
高松市のカイロプラクティック施術院、か・から~ず施術院です。 先日アメリカの俳優であるブルース・ウィリスさんが認知症を患っていることを公表しました。 30年以上前から「ダイハード」「パルプフィクション」「アルマゲドン」等々たくさんの映画で楽しませてもらってきた大好きな俳優ですので、少なからずショックでした。 この認知症ですが、ご自分や家族の誰かがいつ発症するやもしれぬ身近なものだと認識する必要があると考えます。 今日は認知症の種類や原因、予防についてお伝えします。 ・アルツハイマー型・・・アミロイドβと呼ばれるタンパク質が脳内にたまり、脳の神経細胞が死滅していく。 ・前頭側頭型・・・様々な原因があるが、TDP-43と呼ばれるタンパクが脳内にたまることで起こるケースが分かっている。 ・レビー小体型・・・レビー小体と呼ばれるタンパク質が脳内にたまり、脳の神経細胞が死滅していく。 以上3つは脳にタンパク質が溜まることで起きるパターン。ブルース・ウィリスさんがかかったのは2つ目の前頭側頭型認知症です。 ・脳血管性認知症・・・脳梗塞や脳内出血が原因で脳の血液循環が悪くなって脳の一部の組織が壊死する。 認知症の予防としては、人とのコミュニケーションや興味関心、栄養バランスや適度な運動などありますが、私が特に薦めたいのは「よく眠ること」です。 よく眠ることで、脳に溜まった異常なタンパク質を分解することができると言われています。 みなさんご自身や、みなさんの大切な人は正しい睡眠環境でぐっすり眠れていますか? 睡眠は身体を回復させるための手段として大切なものですが、悪い睡眠環境だと回復するどころか肩こりや腰痛を助長してしまうこともあります。 まずは睡眠環境を振り返ってみてください。