気にしてほしい自律神経と腸内環境の話

高松市のカイロプラクティック施術院、か・から～ず施術院です。

うちに来院される方で多いのはやはり肩こりや腰痛などですが、問診をしていくなかで冷え性ですとか便秘、不眠といった不調も合わせてもっていることもよくあります。

便秘や不眠といった不調は自律神経の働きが乱れていることが考えられます。

カイロプラクティックの施術では骨盤、背骨を整えることで神経の働きをよくすることが期待できます。

実際、施術中や後におなかが「ゴロゴログルグル」と動き出す方もいます。

こういった内臓の働きや血流、体温の調節をコントロールしているのが自律神経です。自律神経には活動を活発にする交感神経と、休む、リラックス状態にする副交感神経の2つがあります。不眠や便秘といった悩みは副交感神経への切り替わりがうまくいっていないことが原因ではないかと思われます。

先ほど述べたように施術で整えることができますが、患者さん自身が生活習慣を変えることで自律神経の働きを改善することができます。

例えば脳の様々な機能を調整する神経伝達物質として働くGABAというものがありますが、これはトマトに多く含まれます。

また、乳製品、大豆製品、バナナなどを朝に食べることで「トリプトファン」というアミノ酸を摂取することができます。トリプトファンは体内で「セロトニン」というホルモンの材料になり、セロトニンは夜になると「メラトニン」という睡眠を促すホルモンに変化します。

自律神経が整うと（副交感神経が優位に働くと）腸の動きも改善されます。腸は脳の次に神経細胞の多い機関でで「第2の脳」と呼ばれるほど脳との関係が密接で重要なものです。

施術、食生活、加えて睡眠、運動で自律神経が正しく働く身体にしていきましょう。