免疫と腸内環境について
2024/10/07
免疫と腸内環境について
高松市のカイロプラクティック施術院、か・から~ず施術院です。
今日は肩こり・腰痛から離れて「免疫と腸内環境」についてお話します。
夏に第何次目かのコロナウィルス感染症の流行があり、今日のニュースでは早くもインフルエンザの流行で学年閉鎖をした小学校があると報じられていました。
気を引き締め直して感染対策しなければなりませんね。
さて、免疫は7割程度小腸が司っているという話は何度かしてきました。つまり腸内環境を整えることが免疫を上げることにつながるわけです。
腸内環境、腸内細菌のバランスですが、これはよくきく「善玉菌」「悪玉菌」の割合です。
一般的なバランスは善玉菌2割、悪玉菌1割、残り7割はどっちつかずの日和見菌となっています。
この7割の日和見菌というのは「優勝しそうなチームを応援するにわかファン」みたいなもので、善玉菌が多いといい働きをし、悪玉菌が多いとわるい働きをします。
だからよいバランスを保っておかないと不健康一直線になってしまいます。
では善玉菌とは何か。
これはもう有名な乳酸菌とビフィズス菌です。これらが多く含まれる食品は、これもまた有名なヨーグルトやヤ●ルトなどです。中でも生きたまま腸に届く物が「プロバイオティクス」と呼ばれるもので、これも時々CMでききますね。
こういった食品を摂って、まずは善玉菌を増やしましょう。
そして「菌」というくらいですから生き物ですので、栄養を与えて元気に働いてもらわなければなりません。その善玉菌のえさとなるのが「食物繊維」です。食物繊維はお腹のそうじだけでなく、善玉菌のえさになって活発に働く手助けをするのです。
これは食物繊維の中でも果物や野菜、海藻類に含まれる水溶性食物繊維がその働きをします。
「何や、よく聞く食べ物、よく聞く話やん」とお思いかもしれませんが、知識と意識をもって取り組めば、何となく摂るよりも継続性が期待できると思います。
何ならお腹の中で善玉菌というペットを飼うというイメージでもいいでしょう。
免疫をしっかり高めて、秋冬を健康に乗り切りましょう!