次の宿題は「関節飯」と言いつつ効果は関節だけにとどまらない!
2022/02/21
明日の宿題は「関節飯」。とは言え効果は関節だけにとどまらない!
高松市のカイロプラクティック施術院、か・から~ず施術院です。
明日は貯筋体操。また宿題を出す予定です。
今回は参加者の方の中でひざ痛に悩んでいる方がいらっしゃるので「関節飯」をテーマにしようと思っています。(肩こり・腰痛ももれなく・・・)
摂りたい栄養は「ムコ多糖」、具体的にはコンドロイチン硫酸やヒアルロン酸です。
よく聞く「グルコサミン」や「ガラクトサミン」はこれらの1種です。
そして、それらを多く含む食品は納豆、オクラ、山芋、ウナギ、鶏の軟骨、手羽等です。
簡単に言えばぬるぬるネバネバしたものや、煮こごりができるような食べ物ですね。
なぜ関節によいかというと・・・というか関節に限らず全身ほぼくまなく必要な物質なのですが、ひとつは骨、軟骨の形成に関与しているからです。
骨を「鉄筋コンクリート」に例えると、コンドロイチンやコラーゲンが鉄筋で、カルシウムがコンクリートの役割を果たしています。
加えて、関節内腔でも重要な働きをします。
関節の主役はムコ多糖と言ってもいいくらいです。
コンドロイチン硫酸は軟骨を形成し、関節を滑らかに動けるようにするための滑液はヒアルロン酸だからです。
そしてこれらは消耗されて減っていくので補給しなければならないものですから、関節にお悩みをもつ方はムコ多糖の不足が原因かもしれません。
さらに、関節だけにとどまらず、全身の細胞で必要なものでもあるのです。
なぜなら、ムコ多糖は細胞間に入って「保水」の役目を果たすからです。
保水しつつ、毛細血管からにじみ出た栄養を流し行き渡らせる働きもするので、本当になくてはならないものなのです。
明日は、参加されてるみなさんが意欲的に取り組んでくれるようにしっかり重要さを伝えようと思います。