骨盤のお話。「ずれる」→「バランス崩れる」→「肩こり・腰痛等」
2022/03/23
骨盤のお話。「ずれる」→「バランス崩れる」→「肩こり・腰痛等」
高松市のカイロプラクティック施術院、か・から~ず施術院です。
今日は久しぶりに、カイロプラクターらしく骨盤のお話を少々。
骨盤のずれ方もいろいろありますが、多い2パターンが「前傾」と「後傾」です。
前傾すると反り腰、後傾すると猫背の姿勢になります。
チェックの仕方は、壁に頭、背中、お尻、かかとをつけて立ち、腰と壁の隙間の広さを見ます。
手の平が入らなかったら後傾(猫背)、手の平1枚以上開いていたら前傾(反り腰)です。
骨盤がずれると筋肉が常に緊張状態にあったり、逆に伸ばされた状態にあったりするためバランスが崩れます。
(ある筋肉が縮むと、拮抗筋という反対側の筋肉が必ず伸ばされるようになっています)
前傾(反り腰)だと・・・
緊張:脊柱起立筋(背中)、腸腰筋(股関節)、大腿直筋(前もも)
伸びる:腹直筋(お腹)、大臀筋(お尻)、ハムストリングス(後ろもも)
後傾(猫背)は全部逆になります。
筋肉のバランスが崩れた状態で生活すると肩こり、腰痛、首の痛みといった症状が出てきます。
症状を改善するためには、まずは骨盤を整えましょう!
そして、「緊張した筋肉はストレッチして緩める」「伸びて弱くなった筋肉は鍛えて強くする」という運動をしていきます。
気をつけないといけないのは、やみくもにストレッチや筋トレをしても、鍛えないといけないところを伸ばしたり、緩めないといけないところをさらに緊張させたりして、効果がない恐れがあります。
肩こり、腰痛の症状がある人はまず、自分の骨盤のずれのタイプをチェックしましょう。
(即来院してくださってもやぶさかではありません)
そして適切にストレッチと筋トレをしていきましょう。