ちょっとカイロと離れますが、私の考える「ほめ方」を話したいと思います。
2021/10/22
ちょっとカイロと離れますが、私の考える「ほめ方」を話したいと思います。
高松市のカイロプラクティック施術院、か・から~ず施術院です。
今日は地元で体操教室の日。
今日も子ども達は熱心に身体を動かしていました。
それで、カイロプラクティックとは少し離れた内容になりますが、私なりに考える「ほめ方」について話したいと思います。
「ほめてのばす」という言葉、考えが言われるようになって長いですが、世のお父さん、お母さん、または仕事場で後輩を指導する立場の人たちはどのようにほめていますか?
私はカイロの施術院を開く前、20年以上に渡って教師を務めてきました。
失敗と後悔も多々ありますが、その中で形成された私の思うほめ方を僭越ながら述べさせてもらいます。
端的に言うと、「小さな変化を見逃さず、具体的によさを伝える」ということです。そしてそれを「価値づける」ことです。
例えば、今日は跳び箱で「かかえこみ跳び」を練習したのですが、始める前にがんばることを2点伝え、それにつながる運動を準備段階でしておきました。
がんばる点が1回目できなかったのが、2回目できた、できないまでも意識していたのが見てとれた時「(例)さっきは足がそろってなかったのに、今のはそろってたよ!」「足そろえようとがんばったね!見てて分かったよ。もう少しや!」と変化を具体的に伝えます。続けて(集団の場合は全体に)「足がそろうということは、大事なリズムを崩さずにできてるってことやから、すごく上手になれるよ!」とできたことが、変化がどうつながるか価値づけします。
私の経験の中では、こういったやり方が子ども達が意欲を高めてくれたし、どんどん上手になりました。
これには教える側の何をどう身につけさせたいか考える準備や計画が不可欠です。
ちなみにカイロプラクティックの施術でも患者さん相手にそういう言葉かけはします。
肩こりや腰痛がましになったという方の身体をチェックしながら、ここの部分がどう変わった、きっと○○したからですね、続けたらこれからもっとよくなりますよ、みたいな感じで。
今日は変わった話になりましたが、「ほめてのばす」手のひとつとして、こんなのもあるんやな~くらいに思ってください。