年を取ると、年に1%ずつ筋肉量は減少します。さらに何もしないで寝て過ごすと・・・
2022/03/14
年を取ると、年に1%ずつ筋肉量は減少します。さらに何もしないで寝て過ごすと・・・
高松市のカイロプラクティック施術院、か・から~ず施術院です。
昨日の貯筋運動指導者講習会で学んだことを、ここでも小出しにお知らせしていこうと思います。
1番驚いたことは筋肉量に減少のスピードです。
20代でピークを過ぎると、だいたい1年で1%ずつ筋肉量は減っていくそうです。
さらに何もしないで寝て過ごすと、2日で1%減少するらしく、宇宙の無重力空間では1日で1%減るそうです。
例えばけがか病気で入院して安静にすると2日で1歳老化するということで、10日も入院すると5%の減少、5歳の老化ということになります。
宇宙飛行士が2週間宇宙ステーションで過ごしたとしたら・・・14%、14歳・・・
そういえば帰還した宇宙飛行士さんの多くは支えられて歩いている映像を見たことがあります・・・
特に減りやすい筋肉はお腹と太ももだそうで、これは立ち上がったり姿勢を保持するのに大切な部位です。
そう考えると「貯筋運動」(筋肉を貯めておく運動)はとても大切なことが分かります。
いやな話ですが、いつ何のきっかけで入院するかも、それが長期化するかもわかりません。
そこからいざ日常生活に戻るときに自分で歩ける、姿勢を維持できる臨界点を過ぎていたら、そこから寝たきりになってしまうなんてことも考えられるわけです。
そこまでのおおごとでなくとも、筋肉量の減少はよくある肩こりや腰痛の原因にもなりえます。
ですので、筋肉・筋力の維持に努めましょう!
維持のためには全力の3割程度の力を使う運動が必要です。
ウォーキングで言うなら上り坂や階段を小走りで上がるくらい・・・といったらきつそうですよね。
なので自重をつかったトレーニング、「貯筋運動」なんかはお勧めですよ。